お知らせ
フォーサム2014東京
会期:2014年7月4日(金)~5日(土) 会場:東京国際フォーラム
第48回日本眼炎症学会 会長:藤野雄次郎(JCHO東京新宿メディカルセンター)
招待講演 座長:後藤 浩(東京医大)
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Carl P. Herbort Jr. (Center for Ophthalmic Soecialised Care and
University of Lausanne, Lausanne, Switzerland)
タイトル:Historical Perspective on selected non-infectious uveitis entities;
the long quest for medical knowledge.
学術奨励賞受賞講演 座長:後藤 浩(東京医大)
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加瀬 諭(北海道大)
研究題目:「北海道における眼内悪性リンパ腫の臨床病理学的検討」
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中尾 新太郎(九州大)
研究題目:「炎症性血管新生・リンパ管新生におけるマクロファージの役割」
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鈴木 潤(東京医大)
研究題目:「細胞エネルギー代謝経路AMPK制御を応用したぶどう膜炎の治療」
フォーサム2013大阪
会期:2013年7月12日(金)~13日(土) 会場:大阪国際会議場
第47回日本眼炎症学会 会長:福島 敦樹(高知大)
招待講演 座長:望月 學(東京医歯大)
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Robert Nussesnblatt ( National Eye Institute, National Institutes of Health)
タイトル:The immunology of Age Related Macular Degeneration
学術奨励賞受賞講演 座長:望月 學(東京医歯大)
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堀江 真太郎(東京医歯大)
タイトル:網膜色素上皮細胞による制御性T細胞の誘導と免疫治療の可能性
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石田 わか (高知大)
タイトル:実験的自己免疫性ぶどう膜炎を制御する分子について
会員の皆様へお知らせ
シクロスポリン(ネオーラル)の効能追加承認について
2013年3月25日
2013年3月25日、免疫抑制薬シクロスポリン(商品名ネオーラル)のベーチェット病以外の非感染性ぶどう膜炎の適応追加が承認されました。
これにより、本剤の眼科領域での効能・効果としては「ベーチェット病(眼症状のある場合)、及びその他の非感染性ぶどう膜炎(既存治療で効果不十分であり、視力低下のおそれのある活動性の中間部又は後部の非感染性ぶどう膜炎に限る)」となります。
シクロスポリンの非感染性ぶどう膜炎への使用に関しては、2012年10月31日開催の厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会にて公知申請を行っても差し支えないと判断された時点から、既に保険適用が可能となっておりましたが(リンク)、この度適応症として正式に承認されたことになります。
今後とも使用に際しては用量・用法を守り、副作用に十分に注意してください。
シクロスポリン(ネオーラル)の効能追加について
2012年10月31日
2012年10月31日開催の厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、免疫抑制薬シクロスポリン(商品名ネオーラル)がベーチェット病以外の非感染性ぶどう膜炎(既存薬で効果不十分で、視力低下のおそれのある活動性の中間部又は後部の非感染性ぶどう膜炎)に対する効能追加に関する公知申請の事前評価が行われ、公知申請をしても差し支えないとされました。
これによりシクロスポリンが保険により、従来のベーチェット病以外にも、サルコイドーシス、原田病などの非感染性ぶどう膜炎に使用できることになりました。使用に際しては用量・用法を守り、シクロスポリンの血中濃度(1か月に1回)を測定しながら副作用に十分に注意してください。その詳細は下記を参照してください。
新たに薬事・食品衛生審議会において公知申請に関する事前評価を受けた医薬品の適応外使用について(PDFファイル)
アジア太平洋地域の内眼炎学会が誕生
2006年6月に行われた第21回Asia-Pacific Academy of Ophthalmology(APAO)コングレスの連携学会として、北海道大学の大野重昭教授、杏林大学助教授の岡田アナベルあやめ、サウジアラビアのKhalid Tabbara教授とシンガポール国立アイセンターのChee Soon-Phaik助教授を中心に、Asia-Pacific Intraocular Inflammation Study Group(APIISG)の初回総会が開催されました。
日本の代表は大野教授と私の二名で、一日かけてシンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、サウジアラビア、中国、日本など、アジア太平洋各国の先生方から内眼炎について報告がありました。本学会が設立された背景としては、アジア太平洋地域に多い内眼炎疾患に注目する組織がないこと、アジア太平洋地域に多くみられる内眼炎は臨床的な特徴や治療予後などが欧米と異なること、また国際学会レベルではこれらの疾患についてアジア太平洋地域のぶどう膜炎専門家が十分に交流する場が設けられていないといった事情がありました。
そこで第1回APIISG総会では、本学会で情報交換、多国間の共同研究などを促進するためのサポートを行い、アジア太平洋に多い内眼炎疾患の理解および治療の発展を目標にすることが合意されました。
今後、学会の規定、会員基準や第2回総会などが決定次第、この日本眼炎症学会ホームページで紹介する予定です。
杏林大学眼科 岡田アナベルあやめ