学会研究活動のお知らせ
1)日本眼炎症学会ぶどう膜炎全国疫学調査
これまで学会主導のぶどう膜炎全国疫学調査は2002年と2009年に行われており、この度第3回の全国調査が施行されました。2016年4月1日から2017年3月31日までの1年間における国内のぶどう膜炎新患患者を対象に全国66施設から送っていただいたデータ(年齢、性別、解剖学的分類、各疾患頻度)について解析を行いました(調査終了、投稿準備中)。
関係各位に広く御活用いただけるよう本調査で用いた疾患クライテリア、調査票を公開致します。
臨床研究推進WGからの活動報告
1.これまでに行った学会研究活動
1)ぶどう膜炎全国疫学調査(2002年) 研究代表者 東京医科大学 後藤 浩
Goto H, Mochizuki M, Yamaki K, et al. Epidemiological survey of intraocular inflammation in Japan. Jpn J Ophthalmol. 2007;51(1):41-4.
2)ぶどう膜炎全国疫学調査(2009年) 研究代表者 JCHO大阪病院 大黒伸行
Ohguro N, Sonoda KH, Takeuchi M, et al. The 2009 prospective multi-center epidemiologic survey of uveitis in Japan. Jpn J Ophthalmol. 2012;56(5):432-5.
3)ぶどう膜炎全国疫学調査(2016年度) 研究代表者 九州大学 園田康平
Sonoda KH, Hasegawa E, Namba K, et al. Epidemiology of uveitis in Japan: a 2016 retrospective nationwide survey. Jpn J Ophthalmol. 2021;65(2):184-190.
主な結果:
全国66施設での2016年4月から2017年3月までの1年間のぶどう膜炎初診患者を調査しました。5378例の初診患者のうち3408例が病名診断可能でした。頻度の高い疾患はサルコイドーシス(10.6%)、Vogt-小柳-原田病(8.1%)、ヘルペス性虹彩炎(6.5%)、急性前部ぶどう膜炎(5.5%)、強膜ぶどう膜炎(4.4%)、ベーチェット病(4.2%)、眼内悪性リンパ腫(2.6%)、急性網膜壊死(1.7%)、Posner-Schlossman症候群(1.7%)、糖尿病虹彩炎(1.4%)でした。
2.現在行っている学会研究活動(施設募集終了)
1)日本人におけるフックス虹彩異色性虹彩毛様体炎の臨床像および診療実態
(real world evidence)の検討 (多施設共同研究)
研究代表者 防衛医大眼科 佐藤 優
研究の対象 2010年4月1日〜2020年3月31までの期間中にフックス虹彩異色性虹彩毛様体炎と診断された患者さん
研究の意義・目的:本研究では、日本人患者におけるフックス虹彩異色性虹彩毛様炎の特徴的な眼所見の頻度と病歴を後ろ向きに調査し、有病率の低下の原因となる要因を検討することを目的とします。
Frontiers in Medicineにアクセプトされました。
2)COVID19ワクチンのぶどう膜炎緊急アンケートおよび多施設後ろ向き研究
研究代表者:九州大学眼科 長谷川英一
研究の意義・目的: COVID19ワクチン接種後にぶどう膜炎を発症する症例が報告されており、IOISで緊急調査があったことを受け、国内でも眼炎症学会が中心となって緊急調査を行うことになった。
Jpn J Ophthalmologyにアクセプトされました。
3.現在参加施設募集中の学会研究活動
1)小児ぶどう膜炎の多施設データベース構築研究
研究代表者: 大阪大学眼科 丸山和一
研究タイプ:観察研究
期間:〜2025年3月31日
▶ 概要・目的: 本研究では若年性関節リウマチに伴うぶどう膜炎、TINU症候群、若年性特発性虹彩毛様体炎、若年性サルコイドーシスなどの小児ぶどう膜炎を対象に、臨床情報等を集積し、持続的・長期的に評価項目の検討を行うことで、疾患の自然歴や予後因子を解明し、将来的にこれら疾患の新しい治療法の開発や確立に貢献することを目指します。 対象: 小児ぶどう膜炎により、当院あるいは共同研究機関を2013年4月1日から2025年3月1日までに受診した患者(15歳以下)を対象とします(成人*データも含む) *小児期に発症し、その後治療を行わず、16歳以上で受診した症例も含む 予定症例数: ①当院50例 ②全体(多施設の場合)1000例 方法: 本研究では、「ぶどう膜炎の疫学調査」において、全国から集計した眼炎症学会のデータベースを元に各共同研究機関に、データ登録の雛形を作成(添付書類)し、送付し、各共同研究の電子カルテ内に小児ぶどう膜炎のデータベースを作成します。各共同研究機関にてデータベースにデータを登録します。各共同研究期間のデータを統合し、匿名化され、事務局(大阪大学眼科)に集約された情報について、大阪大学において各施設からのデータベースを構築します。将来的にはJapan ocular imaging registry (JOI registry)に集約し、日本における小児ぶどう膜炎のデータを集積する予定です。 参加施設:大阪大学など20大学病院 追加参加受付:可能(応募締め切り2024年3月31日) 参加条件: ①施設条件:☑大学病院、☑総合病院、☑眼科専門病院、□眼科医院 ②その他の条件:日本眼炎症学会の会員かつ眼科専門医であること。症例数は問いません。 本研究に参加希望の先生は下記までご連絡下さい。参加希望されても希望が通らない可能性がありますので予めご了承下さい。 追加参加受付連絡先:大阪大学 眼科学教室 丸山 和一 kazuichi.maruyama@ophthal.med.osaka-u.ac.jp TEL; 06-6879-3456 研究の経過:データ登録システムの構築を検討中。(2022年9月現在)
2)遷延型Vogt-小柳-原田病、難治性ウイルス性眼炎症性疾患研究計画書
研究代表者: 九州大学眼科 園田康平
研究タイプ:観察研究
期間:〜2026年3月31日
▼ 概要・目的: 本研究は現在のぶどう膜炎診療の重要課題である、遷延型Vogt-小柳-原田病 (VKHD)と急性網膜壊死・CMV関連ぶどう膜炎などの難治性ウイルス性眼炎症性疾患の病態解明と予後の改善を目指すものです。 VKHDは、約7割の “予後良好群”と、約3割の “遷延群”に大きくわかれ、夕焼け状眼底に移行することなく早期に完全寛解にいたるスーパー予後良好群も約1割にみられます。これらの病態の違いは不明で予測は困難ですが、治療前の予後予測が可能であれば適切な治療方針を選択し、副作用を軽減できる可能性があります。また、近年多様化したサイトメガロウイルス関連疾患や、急性網膜壊死の発症・重症化リスクは不明で、視力予後が不良なケースも多くみられます。 本研究は、遷延型VKHDと難治性ウイルス性眼炎症性疾患を対象に、患者検体や臨床情報を多施設で収集し、患者集団の特徴を明らかにするとともに、病態解明や治療戦略の発展を目指します。 対象: 2015年4月1日から2026年3月31日までにVKHD、ARN、CMV関連眼炎症性疾患で当院あるいは共同研究機関を受診した患者を対象とします。 予定症例数: VKHD 1000例 ARN 200例 CMV関連眼炎症性疾患500例 方法: 収集検体・情報 1) 血液:施設ごとに処理可能な方法で収集 採血量 全血のみ、または血球・血漿分離のみ:10mL 末梢血単核球分離:10mL(8mL+2mL) VKHD 全血:病期のいつでも可 血球・血漿や末梢血単核球:急性期(全身治療開始前)、全身治療終了後寛解期、または遷延期 ARN 全血:病期のいつでも可 血球・血漿や末梢血単核球:急性期(全身治療開始前)、全身治療終了後寛解期 CMV関連疾患 全血:病期のいつでも可 血球・血漿や末梢血単核球:急性期、寛解期 2) 臨床情報・血液検査データ オプション (可能な施設で収集) 1) 眼内液(診断時残余検体、手術時硝子体検体) 2) 脳脊髄液(VKH診断時残余検体保存可能な施設) 解析項目 1) 患者DNA解析 (GWAS、エクソーム解析、HLAなど) 2) 眼内液ウイルス遺伝子多型解析 3) 末梢血単核球、脳脊髄液中単核球(VKH)、眼内液中炎症細胞(ARN)のシングルセル解析を行います。 検体から得られた情報は臨床情報とともに解析し、病態の違いや予後予測となる指標を探索します。 追加参加受付: 可能(応募締め切り2025年3月31日) 参加条件: ①施設条件:大学病院 ○、総合病院 ○、眼科専門病院 ○、眼科医院 × ②その他の条件:日本眼炎症学会の会員かつ眼科専門医であること、症例数5例以上。 本研究に参加希望の先生は下記までご連絡下さい。参加希望されても希望が通らない可能性がありますので予めご了承下さい。 本研究は九州大学での中央一括倫理審査も予定しております。 参加受付連絡先: 九州大学 眼科学教室 八幡 信代 kyubudou@eye.med.kyushu-u.ac.jp TEL; 092-642-5648 研究の経過:九州大学中央倫理委員会で一括承認。各施設で承認申請中。(2022年9月現在)
3)自己免疫網膜症の臨床バイオマーカーに関する多施設共同前向き観察研究
I.研究目的
自己免疫網膜症は網膜細胞を標的とする自己免疫反応であると考えられており、亜急性に網膜視細胞を不可逆的に障害して著しい視機能障害を遺すという特徴を持つ。近年、自己免疫網膜症の診断と治療に関するコンセンサスが米国より発表され本疾患の診療を考える上でのベースが出来上がった。しかしながら、診断については血液中の抗網膜自己抗体の証明が重要であるが、その検査の標準化に関する懸念が議論の的になっている。治療についても同様であり、副腎皮質ステロイド、免疫抑制薬、血漿交換、大量免疫グロブリン静脈注射、生物学的製剤、などを個々の医師の裁量で使用しているという現状がある。また治療効果の判定については視力および視野という自覚的検査に依存しているため、網膜細胞が進行性かつ不可逆的に破壊される本疾患の特徴を考慮すると、視機能が障害される前に治療効果を判定できる他覚的な疾患バイオマーカーの確立が不可欠であると思われる。 本研究では、自己免疫網膜症と診断された患者において、患者血液を用いた網羅的プロテインアレイおよびメタボローム解析データと臨床データを統合解析することによって、自己免疫網膜症の臨床バイオマーカーを明らかにすることを主たる目的とする。副次目的として、自己免疫網膜症に特異的な抗網膜抗体の同定、自己免疫網膜症に特異的な代謝物の同定を設定している。
II.研究方法 1. 対象疾患 自己免疫網膜症 2. 収集検体・情報* 1) 臨床情報(血液検査データを含む) 2) 血液(血漿に分離して-80°C保存)(各施設で保存し必要量を解析機関に送付) 3. 解析項目 1) 臨床情報(視力、視野、検眼鏡所見、カラー眼底画像、OCT画像、血液データ、等) 2) 患者血液を用いた網羅的プロテインアレイによる抗網膜抗体の同定 3) 患者血液を用いたメタボローム解析(観察開始前および観察開始後6か月) *すべての臨床情報および解析データはJapan Ocular Imaging Registryのデータベースに登録される予定である。 4. 参加施設 施設形態を問わずに参加可能。1症例でも可。 参加受付連絡先: 神戸大学 眼科学教室 楠原 仙太郎 E-mail: kusu@med.kobe-u.ac.jp TEL: 078-382-6048 研究の経過:神戸大学での中央一括倫理審査が承認(2022年8月25日)。各施設で承認申請中。(2022年9月現在)
4)若年性慢性虹彩毛様体炎の臨床像の検討
研究代表者:北海道大学眼科 南場研一
研究タイプ:後ろ向き観察研究
期間:〜2023年3月31日
▼ 概要・目的: 本邦では、若年性特発性関節炎(JIA)に伴う慢性虹彩毛様体炎とJIAを伴わない慢性虹彩毛様体炎を合わせて、若年性慢性虹彩毛様体炎と呼んでいますが、その明確な診断基準はなく、臨床像の違いなども明らかとなっておりません。 本研究では、後ろ向き研究にて、JIAに伴う慢性虹彩毛様体炎とJIAを伴わない慢性虹彩毛様体炎の主要な眼所見ならびにその臨床経過について検討することを目的とします。 対象: 北海道大学眼科および本研究に参加する施設を初診され、12か月以上通院された下記の選択基準を満たす患者さんを対象とします。 選択基準 ①ぶどう膜炎の発症が15歳以下と推測される者 ②ぶどう膜炎の治療の有無に関わらず、前房炎症が1年以上持続している者 ③増悪期以外は結膜充血が少ない者 ④虹彩萎縮や虹彩異色を伴わない者 ⑤著明な眼底炎症所見を示さない者 (ただし、視神経乳頭発赤・腫脹、硝子体混濁、黄斑浮腫はみられてもよい) 予定症例数: ①当院21例 ②全体120例 方法: 本研究では、既存のカルテ情報から以下の項目について各施設にて調査を行い、そのデータを本研究に利用します。 ① 背景情報:性別、初発年齢、罹病期間、JIAの有無、JIAの型 ② 自覚症状と初診時眼所見(眼圧、角膜所見、前房所見、隅角所見、眼底所見) ③ 眼合併症、ならびにその外科的治療の有無 ④ 治療経過(ステロイド全身投与、免疫抑制剤の使用の有無) ⑤ 最終矯正視力とその原因と思われる疾患 ⑥ 血液・尿検査結果(ACE, sIL-2R, β2-MG, CRP, HLA, T-spot TB, HTLV-1) 参加施設:北海道大学など 追加参加受付:可能(応募締め切り2022年12月31日) 参加条件: 大学病院、総合病院、眼科専門病院 ②その他の条件:日本眼炎症学会の会員かつ眼科専門医であること。症例数は問いません。 本研究に参加希望の先生は下記までご連絡下さい。参加希望されても希望が通らない可能性がありますので予めご了承下さい。 追加参加受付連絡先:北海道大学 眼科学教室 南場研一 knamba@med.hokudai.ac.jp TEL; 011-706-5944 研究の経過:北海道大学中央倫理委員会で一括承認に向けて申請準備中。(2022年9月現在)
5)猫ひっかき病関連眼疾患(視神経網膜炎、Parinaud眼腺症候群)に対する血清学的検査法の検討 ―IgM ELISA法およびIgA間接蛍光法の有用性―
1. 研究の種類・デザイン:
軽度の介入を伴う前向き観察研究
2.概要と目的: 猫ひっかき病ぶどう膜炎は、発熱やリンパ節腫脹の発症から数週間後に視神経乳頭浮腫を伴う滲出性網膜剥離・視神経網膜炎を呈する疾患で、B. henselae血清診断が保険適応となっていないため未診断例が多く存在しており、本邦における猫ひっかき病ぶどう膜炎の疫学調査は行われていません。 Parinaud眼腺症候群は、片眼性の充血,異物感,眼脂などで発症し,濾胞性肉芽腫性結膜炎を呈する疾患で、猫ひっかき病ぶどう膜炎と同様に患部やリンパ節などの臨床検体から B. henselaeが分離されれば確定診断されますが、実際には臨床検体の分離・培養が困難な例が多いことが問題となっています。本研究では、本邦における猫ひっかき病関連眼疾患の診断確定率および有病率を調査することを目的として以下の項目を検討します。 1.新規の血清学的検査法として、従来の間接蛍光法(IFA)に加え、ELISA法およびB. henselae IgA抗体価(IFA)を追加した場合の診断確定率を検討します。 2.抗体陽性群と抗体陰性群間で、臨床経過、視力予後との関連性に検討します。 3.対象: 研究参加施設を受診し、片眼性あるいは両眼性に結膜炎、虹彩炎、虹彩毛様体炎、硝子体混濁、視神経網膜炎を呈し、新規の猫ひっかき病ぶどう膜炎やParinaud眼腺症候群が疑われる患者で、以下の研究計画書の選択基準をすべて満たし、除外基準のいずれにも該当しない患者を対象とします。 4. 解析項目: 臨床情報(視力、視野、検眼鏡所見、カラー眼底画像、OCT画像、蛍光眼底検査、血液データ、血液生化学検査、血清抗体等) 5.参加施設: 施設形態を問わずに参加可能。1症例でも可。 参加受付連絡先:山口大学医学部附属病院眼科 柳井亮二 E-mail: yanai@yamaguchi-u.ac.jp 6.研究の経過:山口大学倫理委員会で一括承認に向けて申請準備中。(2022年11月現在) 研究期間: 登録期間:実施許可後~2027年3月31日 研究期間:実施許可後~2028年4月30日
6)Tatoo関連サルコイドーシスぶどう膜炎の多施設レジストリ
1.研究代表者: 徳島大学眼科学分野 柳井 亮二
2. 研究タイプ:後ろ向き観察研究
3. 登録期間:実施許可後~2026年3月31日
研究期間:実施許可後~2028年4月30日
4. 概要 ①研究題目名:Tatoo関連サルコイドーシスぶどう膜炎の多施設レジストリ ②申請者:三﨑 裕子、徳島大学大学院医歯薬学研究部眼科学分野 研究代表者:柳井 亮二、徳島大学大学院医歯薬学研究部眼科学分野 ③研究目的:本研究の目的は、tatoo関連サルコイドーシスぶどう膜炎の臨床所見を明らかにするため、多機関からの多数例の症例を集積し、臨床像を明らかにすることである。 Tattoo誘引ぶどう膜炎はTattooのインクによる異物反応により発生した肉芽腫性炎症で、眼科的にはサルコイドーシスに類似した前部・汎ぶどう膜炎を呈する。Tattoo部分の丘疹、結節、掻痒や痛みなどの皮膚症状を併発した際に、組織学的診断が可能であるが、実臨床では組織学的診断が困難な例が多く、除外診断を行った上で臨床診断されている。サルコイドーシスに類似した眼所見を呈するが、眼サルコイドーシスに比べ、炎症が増悪、遷延化しやすく、眼サルコイドーシスに比べ視力予後が悪化する可能性がある。早期からの強力な治療介入が必要であるが、診断基準がなく、tatoo部位の組織診断が困難な場合には、診断が遅れ、治療介入の時期が遅延することが問題である。 ④ 研究方法 1.対象疾患、対象とする症例の選択基準:両眼の肉芽腫性汎ぶどう膜炎の組織診断群および臨床診断群のうち、刺青のある症例。刺青部の生検の有無は問わない。 2.収集する検体・情報:眼所見および治療内容、血液およびBHL、生検結果のうち収集可能な項も項目 詳細はエクセルファイル参照 3.解析項目:主項目;視力予後 ⑤目標症例数:20例、特に上限はなし ⑥登録期間:実施許可後~2026年3月31日 ⑦研究期間:実施許可後~2028年4月30日 ⑧本研究に参加希望の先生は下記までご連絡下さい。参加希望されても希望が通らない可能性がありますので予めご了承下さい。 追加参加受付連絡先:徳島大学 大学院医歯薬学研究部 眼科学分野 柳井 亮二 yanai@tokushima-u.ac.jp TEL; 088-633-7163
4.多機関共同研究に関する相談窓口
「眼炎症性疾患に関する多施設研究を行いたい」、「研究計画について相談したい」、「参加してもらえる施設を募りたい」、「倫理委員会への申請書類の書き方が分からない」、などの相談に乗ります。臨床研究推進ワーキンググループのメンバーで協力して対応しますので、相談したいことがありましたら、下記までご相談下さい。
臨床研究推進ワーキンググループ代表:
蕪城 俊克(自治医科大学さいたま医療センター眼科)
e-mail: kaburakito@gmail.com
ワーキンググループメンバー:
蕪城 俊克、岩田 大樹、金子 優、臼井 嘉彦、永田 健児、丸山 和一、楠原 仙太郎、
柳井 亮二、長谷川 英一(敬称略)
5.眼炎症学会他機関共同研究の申し合わせについて
眼炎症学会では眼炎症分野における我が国からの情報発信力を高めるため、多機関共同研究を積極的に推進しています。その一環として、可能な限り研究の重複を防止し、エビデンスレベルの高い大規模臨床研究の実施を目指して「多機関共同研究の申し合わせ」を作成し、2021年7月の第54回日本眼炎症学会総会で承認されました。この申し合わせは、日本眼炎症学会会員が企画した多機関共同研究に関し、研究者の希望があれば、研究方法への助言ならびに症例の集積などに関して最大限の支援を行うことを目的としています。