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理事長挨拶

日本眼炎症学会理事長
園田 康平




















 



2022年8月

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 私は、私自身を育てていただいた、本学会の「アカデミックな気概」と「良いものは良いと受け入れるおおらかさ」が大好きです。私は理事長として、この学会の特徴を活かしながら、さらなる飛躍を目指して皆様と歩んでいきたいと思っています。そして眼炎症疾患に苦しむ世界の患者さんに貢献できればと思います。
 学会運営は、これまでの3年間と同様、庶務担当理事の蕪城俊克先生(東京大学)、記録担当理事の慶野博先生(杏林大学)、会計担当理事の高瀬博先生(東京医科歯科大学)、編集担当理事の南場研一先生(北海道大学)、監事の後藤浩先生(前理事長、東京医科大学)、大黒伸行先生(JCHO大阪病院)とともに進めてまいります。最初の3年間で学会内に有機的に活動できるワーキンググループを立ち上げ、多施設共同研究、国際化、教育・広報といった部分を強化して参りました。特に海外と異なる分布をしているぶどう膜炎については、オールジャパンでのデータ作りが重要だと考えており、そのための下地となる組織が出来上がったと思います。
 学会を取り巻く環境は時代と共に激変します。力を合わせてよりよい未来を目指したいと思います。会員の皆さまにおかれましては、これまでと変わらぬ御鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 



   2019年から後藤浩先生の後を受け眼炎症学会の理事長を拝命しております。眼炎症学会はVogt-小柳-原田病の臨床研究等で本邦のぶどう膜炎をリードしてきた杉浦清治先生が世話人代表となり、桐沢型ぶどう膜炎の世界初の報告で知られる浦山 晃先生が1976年に秋田の地で「第1回日本ぶどう膜炎研究会」を開催されたのが始まりです。日本の分子生物学・免疫学の黎明期から、基礎研究と臨床を融合させようという気概を持ったエキスパートが集い、学術集会では常に熱い討論がなされて参りました。この気概は今日も受け継がれつつ、最近の学術集会は「炎症」をテーマに様々な会員が集い、知識をアップデートできる有意義なものになっています。初めて眼炎症学会に参加した皆様から「こんな面白い学会があったのですね、また来年も参加します」と言ったいただける学会になり、会員数が伸びているのは本当に喜ばしい限りです。これは眼炎症学会を支えてこられた皆様の努力と斬新なアイデアの賜です。
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